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NetSuite ヘルプで出てこない保存検索テクニック明細のアイテムを1行で纏めて表示する。

  • 執筆者の写真: Baptiste Bassot
    Baptiste Bassot
  • 2020年11月9日
  • 読了時間: 2分

更新日:2022年9月12日

読む前に

下記2点を出来る事が前提です。 

  • 保存検索を作成して、トランザクションデータの確認が出来る。

  • 保存検索でトランザクションデータを抽出する時、条件を指定出来る。

  • 保存検索の結果で計算式の使用方法が分かる。

概要

ヘルプで検索しても出てこない保存検索「ns_concat()」の使用方法の紹介。 ns_concat()を結果に表示するフィールドで使用する事で、 1伝票1行で伝票内に入力された複数アイテムを1つのフィールドに格納して表示する事が出来る。

<使用イメージ>

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※発注書:PUR00001001に紐づく明細アイテムが2つが1行で表示できている。  発注書:PUR00001003に紐づく明細アイテムが4つが1行で表示できている。  発注書:PUR00001233に紐づく明細アイテムが2つが1行で表示できている。


手順

1. 検索タイプ:トランザクションで保存検索の新規作成画面へ遷移する。

2. 条件タブを押下し下記を必ず設定する。メインライン=FALSEを必ず設定する。

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3. 結果タブを押下し、概要の種類を最大に設定し、計算式(テキスト)で下記の計算式を設定する。 NS_Concat({item})

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※1伝票毎に行を分けたい場合は必ずドキュメント番号(またはトランザクション番号、内部ID)などで1伝票が一意にグルーピングされる様にする事。

4. 1つのフィールドに複数アイテムが表示される。 (但し、アイテムとアイテムの間にカンマが自動挿入されている。)

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5. REPLACE()を使い、カンマを改行に変換する。 REPLACE(NS_Concat({item}),',','</BR>') ※アイテム名自体にカンマが使用されているとその位置で改行される為注意する事。

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その他 ご参考情報>>


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